2026年8月11日

モノポリーの家とホテル: 建設ルールと本当のコスト

セットに入っているのは家32軒とホテル12軒。銀行の在庫を買い占めるのは実際に有効な戦術です。建設費、3軒目が盤上で最も割のいい投資である理由、そして5軒目が割に合わなくなる場面を整理します。

モノポリーの標準セットに入っている家は32軒、ホテルは12軒です。この数はただの部品数ではなく、ルールそのものです。建設できるのはカラーグループを独占したときだけ、しかもグループ内で均等に建てる必要があり、5軒目の建物はホテルになります。銀行の家を買い占めれば、他の全員は待たされます。

このうち少なくとも一つは、たいていの卓で間違って運用されています。

箱に入っている家とホテルの数

家が32軒、ホテルが12軒。ハズブロの公式ルールはサイコロやコマと並べて構成物のところに数を明記しています。この数字は実際に効きます。銀行の在庫は本当に尽きるからです。残りより多く建てたい人が二人いれば、公式ルールでは残った家は競売にかけられ、高い値をつけた側が持っていきます。在庫がゼロなら、誰かが家を売り戻すまで誰も建てられません。

22の物件が32軒の家を奪い合います。一人のプレイヤーが3つのグループを4軒ずつまで育てれば、それだけで30軒。品薄が偶然ではなく戦術になるのは、この計算のせいです。

建てられる条件

盤上に家が1軒置かれる前に、四つの条件がそろっている必要があります。

  • そのカラーグループの物件を全部持っている
  • グループ内に抵当に入っている物件がない
  • 自分の手番で、まだサイコロを振っていない
  • 建設費を現金で払える

意外に思われるのは抵当の条件です。一つでも抵当物件があると、借金のない通りも含めてグループ全体の建設が止まります。だから「一本抵当に入れて、その金で残り二本を建てる」という安い手は通りません。先に抵当を外してください。その費用と損得は抵当のガイドにまとめてあります。

タイミングも重要です。建設はサイコロを振る前に行うので、同じ現金の使い道である抵当の買い戻し、見えている家賃への備え、保釈金と直接競合します。

均等建設のルール

家はまずグループ全体に散らばり、それから積み上がります。オレンジなら、他の二本に1軒ずつ置くまで、一本目に2軒目は置けません。売るときも同じように均等です。

このルールがあるのは、安い待ち伏せを潰すためです。相手がちょうど止まる一マスにだけ4軒建て、残りは空き地のまま。そんな置き方を防いでいます。当サイトのエンジンはクラシックでは均等建設を強制し、SpeedとShowdown では解除します。不均等に建てられることが、この二つのモードの速さの一部だからです。モードごとの違いはゲームモードの解説にあります。

家の値段と、返ってくるもの

当サイトの盤面の建設費は四段階です。茶色と水色が500、ピンクとオレンジが1,000、赤と黄色が1,500、緑と濃紺が2,000。

いちばん安いオレンジの通りで考えます。更地の家賃は140。グループを独占するだけで倍になります。そこから先は700、2,000、5,500、7,500、そしてホテルで9,500。1段あたり1,000です。

この階段はもう一度読む価値があります。形が勝敗を決めるからです。3軒目で家賃は2,000から5,500へ跳ね、1,000の投資に対して3,500の増収になります。盤上のどの物件のどの段も、この比率には届きません。4軒目は2,000の上乗せ。ホテルも同じ値段で2,000の上乗せです。

当サイトのボットが3軒で止めて次のグループへ移るのは、性格づけではなくこの階段の計算によるものです。

サーバー上で遊ばれた全対局を通して、プレイヤーが建てた家とホテルは42,967軒。うちホテルは3,658軒だけで、5段目まで到達するのは12軒に1軒ほど。ホテルが一度でも建った対局は897件です。多くの試合は、勝者の盤面にまだ家が並んでいるうちに終わります。

ホテルと5軒目

公式ではホテルは交換です。家を4軒銀行に返し、差額を払い、ホテルを置く。返した4軒は共有の在庫に戻るので、ホテルは家不足を引き起こすだけでなく、解消もします。

当サイトは5段目を残し、交換をなくしました。そもそも共有の建物在庫を管理していないからです。5軒目の値段は最初の4軒と同じで、どこにも戻りません。家賃の上限はどちらの方式でも変わりません。払う前に個別の物件の正確な金額を知りたいときは、家賃計算ツールにすべて入っています。

建物を売り戻す

公式ルールの買い取りは半額です。この50パーセントの目減りは軽くなく、経験のあるプレイヤーが先に抵当へ入れてから取り壊す理由になっています。

当サイトはクラシックでは建設費の全額、Showdown では75パーセントを返します。これまでに売り戻された建物は8,894軒。ほとんどは、向かいのホテルの家賃を知った直後の慌てた1分間の出来事です。

順番のルールが多くの人を捕まえます。同じカラーグループの自分の物件に建物が1軒でも残っていると、その物件は抵当に入れられません。先に建物を売り、それから更地を抵当に入れてください。逆順だと二手目が拒否されます。

武器としての家不足と、当サイトにそれがない理由

必要のない家を買う。安い通りに置いておく。濃紺を独占した相手が、32軒すべてに持ち主がいるせいで建てられずに座っているのを眺める。物理の盤面ではこれは合法で、容赦がなく、大会級のプレイでは最強クラスの戦術です。

当サイトの盤面にこの上限はありません。意図的な取捨です。オンラインの対局は持ち時間つきで進み、最善手が他卓の在庫のせいで通らないルールは、段ボール版で育っていない人にはバグにしか見えません。どのグループを取り合う価値があるかは物件ランキングに、育てる順番は戦略ガイドにあります。

ホテルまで届くのはどのグループか

42,967軒の建物は、段を上がるごとに急に減ります。1軒目が16,395、2軒目が10,611、3軒目が7,261、4軒目が5,042、そしてホテルが3,658。1軒目のうち5軒に1軒強が、同じマスでホテルまで到達している計算です。

これをカラーグループ別に並べ替えると、食卓の実感とは違う順位が出てきます。

グループ1軒目ホテルホテル到達率
1,99081541%
水色2,12759428%
濃青1,82343724%
オレンジ2,20650623%
ピンク2,08446823%
2,02630415%
2,12729214%
2,01224212%

一番上の行を見てください。みんなが笑う安い茶の2枚が、いちばん最後まで建て切られています。1軒500なら2マスをホテルまで上げても合計5,000で、その金額には十分早く手が届きます。緑は1軒2,000、同じ開発が1マスあたり10,000になり、そこまで行けるのは12パーセントだけ。残りは2軒で止まり、ほとんど稼がない独占を抱えたまま終わります。各段のレントはレンタル計算機で確認できます。

1局の最初の1軒が建つのは平均19ラウンド目です。25ラウンドで手持ちが無傷なら、もう誰かが取り立てている頃です。

まずは3軒まで建て、リスクを二つのグループに分け、使ったあとも一周ぶんの現金を残す。理屈を飛ばして、友達がどの通りを見くびっているか確かめに行くならロビーへどうぞ。

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